旅に行った記録。


by timetoki
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カテゴリ:岐阜( 2 )

今日でホントに、9月に行った2泊3日の旅の旅行記はおしまいです。今日は番外編ってことで。今日の日記を投稿する前に、

ひぐらしのく頃に

というパソコンゲームを紹介しなくちゃなりません。まずなぜ「な」だけ赤いのかというと、本家がそういう表記だから合わせてみたのでした。

さてこのパソコンゲーム。ゲームというのはどうかなーって感じです。なぜなら、

ただひたすらに文字を読んでいくだけ

のゲームですから。どっちかというと、小説に近いかもしれません。あたしゲームはロープレくらいしかしませんが、選択肢なんてまったくなし。ただひたすらに読んでいくものです。まあ音楽があって、背景があって、登場人物は絵として出てきますが、微細な表情とかが出てくるワケでもなく、もうホントに、小説って感じのものです。

時は昭和五十八年六月。雛見沢村という田舎の小さな村に、都会から転校生がやってきます。彼の名前は前原圭一。たぶん、中学2年生くらいの設定ではないかと思います。雛見沢村には、学校はひとつしかなくて、圭一と友達になったのが、雛見沢村を牛耳る園崎家の次期頭首の園崎魅音、魅音や圭一と同じ年くらいの竜宮レナ、ちょっと年齢層が低くなって、あたしの中で勝手に小学3年生くらいにしてしまっている北条沙都子、雛見沢村の守り神で通称「オヤシロさま」と呼ばれる古手神社の娘・古手梨花の4人。圭一も合わせて、5人は学校でとても楽しく過ごしていきます。

けれど、ふとしたことがきっかけで、圭一は雛見沢村の過去の話を知ってしまいます。雛見沢村はかつて「鬼ヶ淵村」と呼ばれ、鬼の住む村だったこと、過去4年間、毎年6月に行われる古手神社の「綿流し」というお祭りの夜、毎年誰かが殺されていること…。そして圭一は、仲間たちにそのことをたずねますが、どうも様子がおかしい。もしかして今年も惨劇が起きるのではないか…と、圭一は恐れ出します。そしてそのターゲットは、よそ者を嫌うこの村で、自分たちではないか…とも。仲間だったら隠し事なんてせずに、教えてくれればいいのに、誰もが口をつぐみ、疎外感を感じ始めるのです。そして綿流しの日、5年目の祟りがやはり起きてしまう…という感じのお話です。あたしの好きなダーク系(笑)。物語は惨劇を起こしているのは誰か、最後には分かるようになっています。

この物語、アニメ化もされてるんですよね。でも、鉈で殴り殺すシーンとかがあって、以前高校生の女の子が父親を鉈で殴り殺したのはこのアニメのせいではないかとか言われて、放送が中止になったりもしました。確かに惨劇は毎年起こり、鉈で殺したり、金属バットで殺したり、いろいろするんですが、この話の伝えたいことは最後まで読めば分かるのですよね。誤字脱字もあったり、退屈なシーンなんかもあるんですが、基本的にとても面白く読めるお話です。小説化もされていますので、読んでみたい方は手にとってみてください。

んで、前置きがものすごく長くなりましたが、このパソコンゲームのバックに使われている写真が、岐阜の白川郷なんですよね。白川郷は白川郷で合掌造りの家がとても素敵な場所でした。けれどあたしにとっては、なんだかここは「雛見沢村」という感じです(笑)。この物語を知っていたから、ただ「世界遺産」というより、「雛見沢村」に来た感じでとても楽しめました。

旅行に行く前、プリントアウトしていった「雛見沢村の地図」を持っていざ探せ、「ひぐらし」の世界をって感じでてくてく。まずは入江診療所に着きました。

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何ということもない白川郷の診療所ですが、もう「入江診療所」にしか見えませんでした(笑)。

続いて、オヤシロさまの古手神社に行こうとしたのですが、なんと、真反対な場所にあります(泣)。テクテク歩いて行くのですが、暑い&前日からの疲労で疲れました。距離的にはそんなにありません。短い距離なんですがねー。やっと着いたときは感動ものでしたよ。

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近くまで寄ってみます。古手神社にはやっぱり10円ささげてきました。物語では、ある人物が10円入れようとすると、オヤシロさまが突き返すというシーンもあるのですが、無事にあたしは賽銭箱に納まりました。

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続いて、雛見沢村の祭り「綿流し」が行われる川を渡ります。

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着いた先は、雛見沢村を牛耳る園崎家の本家でした。魅音の家でもあります。

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白川郷の道の駅まで戻って、主人公の前原圭一の家に行きました。

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ま、実際はクリーンセンターとかです(笑)。でも、物語では圭一の家とされています。何の変哲もないクリーンセンターなんだけど、たぶん、ここで写真撮った人は結構多いんだろうなあ~。


しかーし、ここで、前原屋敷に近づこうとすると、足元に


マムシ!!emoticon-0107-sweating.gif

思わず「ぎゃあああ」と叫びましたよ。危なかったー。危うくかまれるところでした。オヤシロさまが怒ってるんじゃないかとヒヤヒヤ(笑)。さすが雛見沢村です。ビビらせてくれます。

道を隔てた正面にある古手神社の秘密の祭具殿。物語では圭一がここに忍び込んだりして大変なことになる場所だったりします。あたしも一瞬忍び込んでやろうかと思いましたが(笑)、さすがにいい大人なのでやめました(笑)。

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でも、特に古手神社のところで、あたしと同じように「雛見沢村観光地図」を持った人たちが何人も来ていて、記念写真とか撮っていたのが笑えます。「あーこの人たちもひぐらし好きなんだなー」と感慨深くなったりして(笑)。神社に奉納されていた絵馬のほとんどがひぐらしファンたちのもので笑えました。でも、

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↑こういう気持ちは分からなくもなかったり。まあとにかく、ひぐらしのなく頃にをプレイしていれば、白川郷が2倍楽しめることは間違いないです。あたし自身、とっても楽しむことができました。白川郷、また行ってみたいです。今度はぜひ、

ひぐらしのく頃に

ね。お約束でしたー。
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by timetoki | 2008-10-13 15:35 | 岐阜
さてアルペンルートを降りてからは、富山を目指しました。アルペンルートにつながってるのは、電鉄富山駅。その日泊まるホテルは富山駅前。電鉄富山と富山駅って遠いと面倒だなー。どうやって行くかなーと思ったら隣でした。もうでも、ひたすら疲れ果てて、ホテルに着くとドテーッと横になりました。あでも、この日は腹が減っていたので、寝ることはせず、タバコを吸ってその足で、飲みに行くことに決定!

言ったでしょ。あたし、旅に出ると必ず、夜は飲みに出かけるのです~♪ これがまた、旅の楽しみのひとつでもあります(笑)。でも、別にものすごく高いところとか、名物とかはどうでもよかったり。普通の居酒屋に入ってグビグビとビールをやるのが一番なのです。でもおかしいんですよ。この日は、前日と同じような服装だったのに、


キャッチからは声かかりませんでした(笑)。


いや別に、楽しみにしていたワケではないんですがねー。

で、富山の夜はあっという間に明けて、最終日がやってきました。最終日って悲しいですよねえ~。旅が終わっちゃうってものすごく悲しい気がする。この日も、ちょっとブルーが入っていました。「あーあしたから仕事かー」と思うとカナリ憂鬱なんですよねえ。でも仕方ありません。仕事しているから休みがあり、金があるから旅に出ることができるのですよ。

と、気を取り直して最終日を楽しむことにいたします。ホテルをチェックアウトして、レンタカーを借りに行きます。この日は、富山から借りて、金沢で車を返すことにしていました。白川郷に行くためです。

白川郷ねえ、あたし、一度行きたかったんですよ。ホントは雪の頃か、「ひぐらしのく頃に」行きたかったんですがね(←分かる人は分かる、というか、次回ご紹介します・笑)。富山、白川郷、金沢ってーのは、意外と近いもので、たいした時間かけなくても到達できます。この日は夕方金沢発だったのですが、高速が整備されているのでこの三箇所は余裕で回れるんじゃないかなー。。。っていろいろ思いながら運転していくと、すぐに白川郷に到着。

白川郷、何だかまた、空気が違いました。すこぶる天気がよくて、泣きそうなくらい空は青くて、稲穂は黄金に輝いていて、そして迎えてくれたのは合掌造りといわれる家たちでした。

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「合掌造り」ってのは、要するに屋根が手を「合掌」したように見えるところからつけられているのですね。ここは豪雪地帯だから、雪降ろしをしなくても、自然に雪が落ちるように作られているのではないかと思うんですが、たぶん正解だと思います。

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あ、れっきとした世界遺産ですよ~(笑)。

この日は平日だったおかげで、そんなにたくさんの観光客はいませんでした。前日行ってたらもっと違ったかもしれませんがね。外国人の人なんかもいて、世界遺産なんだなーとちょっと実感。確かに、「日本の古き良き時代が残っている場所」という意味では、この町の風景はぴったり。しばらくこの周辺を散策します。

しかーし、なんだか暑いわ、前日歩き回った疲れがまだ残ってて足は痛いわで、ゆっくりゆっくり歩きました。空気はきれいだし、家はかわいらしいし。どこを見ても絵になる風景。いいなあ、こんなところに住みたいなあ…などと思いました。冬は大変なんでしょうがね。でも、冬の光景も見てみたいです。

そうこうするうちに、太陽は真上を過ぎ、やさしい光がさすようになっていました。

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木陰で「白川の水」ってペットボトルを買って飲んで、ゆっくりゆっくりと時間が過ぎていくのを感じていました。来たすぐは「写真撮らなきゃ!」って焦って飛び出しましたが、そんなことが何だかばかばかしく感じるような感じ。ずーっとこの空気を吸っていたい、ずーっとこの雰囲気にいたいって感じ。いつか冬、ここの民宿かなんかに泊まって、もっとゆっくりめぐりたいです。

民宿で思いましたが、ここの残念なところは、どこもかしこも民宿なところかなあ。合掌造りの家に、まあ何とか雰囲気を壊さない程度に「民宿○○」とか書いてある看板がいたるところにかけられてしまって、それが残念な感じでした。世界遺産になって、観光がもっとも大きなこの村の収入になってしまったのでしょう。だって、合掌造りの家以外には、何もない場所だから。強いて言うなら農業くらいでしょうか。けれど、冬場は農業だってできないし。

あたしは、田舎が好きで、何もないのが好きだけれど、それだけじゃ生きてはいけない。何かでお金を稼いで、何かを食べて生きていかなければならない。その仕事がなかったら、生きていけなくなってしまう。若者は出てしまうだろうし、いつかは滅びなければならない村になってしまう。それを守るために民宿を開いて生きていけるのならば、それはそれで仕方ないことでもあるのでしょう。

とか思いながら、あっという間に白川郷での時間は過ぎて、午後2時が来ていました。そろそろ金沢を目指さなければなりません。白川郷のインターで土産を買って、いざ出発。さすがに疲労で眠かったです。

でも金沢はあっという間。車を返却して、金沢も見て回ろうかなーと思ったんですが、そんなに時間もなくて、さらにこれから歩き回るっつーのは無理と判断。駅でブラブラして加賀友禅などを見てまわり、時間がきて電車に乗りました。それから後はよく覚えていません(笑)。確か大阪で新幹線に乗り換えた気がする。確か駅からはタクシーで帰った気がする。。ってくらい疲れ果て、家に帰ってきて、洗濯機にこの三日一緒に旅した服たちを突っ込み、カメラの中のデータをパソコンに移し…たくらいでバタンキュ。次の日からのものすごく忙しい日々に備えたのでした。

何もしなくても、3日間くらいの休みはあっという間に過ぎる。でも、こんなに濃密な旅をしても3日間は3日間。それならどんなに疲れようとも、後者をあたしは選びたい。また新しい旅がしたいと思わせてくれた3日間でした。今度はどこに行こうかなあ。。

おわり。次回は番外編です。
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by timetoki | 2008-10-11 16:11 | 岐阜