11月4日。エアーズロック周辺。
2007年 11月 14日
さてカンタス航空で3時間の旅を終えると、目の前はすべて赤い大地!鉄分が多いから赤い色をしているんだと。ツアー会社の人が迎えに来てくれていて、何人かと乗り合わせてホテルに向かう。すでにエアーズロックは見えていたけれど、あいにくの天気。エアーズロック天気悪かったら最悪やろーとか思いつつ、まあしょうがない。どうせあたしは雨女。そうこうしているうちにホテルに到着。これが部屋。
結構かわいい部屋でした。つーか、かわいいのがウケるわなあって思うのが、オーストラリアって、新婚旅行者多すぎ!!何で新婚旅行でオーストラリアかねえ。まあ、別にいいんだけどさ。そこらじゅう日本人のイチャイチャカップルがいて笑えた。何かねえ、新婚の子たちって、目がエロい(笑)。見つめあったりしちゃって「いかにも新婚旅行」ってのがバレバレ。結婚して3年もたちゃ、あたしみたくアホをぞんざいに扱うようになるんだろうなあ~とか思いつつ(笑)。
ちなみにこれがホテルの土産屋さん。何だか高そうなもんがいっぱいおいてあったわ。しかも、ものすごく重そうなアボリジニアートの施されたこっちでいう花瓶みたいな鉢があって、「こんなん買っても持って帰れんよなー。荷物20キロまでだしー」とか思ってみたり。
この日は天気悪かったんで、翌日撮った外観がこれ。名前を「セイルズ・イン・ザ・デザート」(砂漠の航海)と言って、船っぽくなっていました。
ツアーまで、しばらく時間があったのであたしはホテルの周辺にいっぱいいた鳥を撮影。鳥写真はまとめて次回に更新します。アホは部屋でごろごろ。そのうち腹ごしらえしようってことになって、エアーズロックリゾートという観光客向けの小さな町をフラフラ。展望台に行ったり、スーパーに行ったり。し、しかしここで問題が…。オーストラリアの物価、高っ!!もう、めちゃめちゃ高い。死ぬほど高い。たとえて言うなら600ミリのペットボトルが400円、歯磨き粉が1000円する!!どーいうことよ!て感じ。それもそのはず、オーストラリアドルは、今ものすごく高くなってて、昔は1ドル55円だった時代もあるのに、今は110円くらい。もう何も食えない、何も買えない…ってことで昼飯はカップヌードル(笑)。
これもねえ、まっずいの!(笑) そりゃ日本のカップヌードルが一番うまいよ絶対。なのに300円とかしてまいりました。
エアーズロックはハエがものすごく多いって言っていたから、ハエ取り網なども買ってみたり(二つで1000円)、のどが渇くかもしれないってことで水も買ってみたり(1本300円)。とにかく高かった。ケアンズに行けば観光地プライスじゃないのかなーとか少し期待していたけれど、この物価はそんなに観光地プライスでもなかったことが判明。
まあそんなこんなで、いろいろと町中を見てまわり、ツアーの時間が来たので出発。まずは「ウルル・カタジュダ国立公園」へ。ちなみにこのへんにいるアボリジニは「アナング」と呼ばれていて、エアーズロックはアナングたちは「ウルル」と呼ぶらしい。なので、最近は「エアーズロック」と呼ばずに「ウルル」と呼ぶのが普通だとか。ちなみにエアーズロックってーのは、世界最大級の一枚岩。最大、ではないらしい。「世界の中心で愛を叫ぶ」という小説とか映画とかのメーン舞台になったところ。でもあたし、この小説ちっとも面白くなかったんだよねえ(笑)。
カタジュダは、何十個ものこれまた岩でできた山みたいなところ。何かの頭て意味だったような気がするんだけど忘れた(笑)。そんな由来などもツアーの人が教えてくれながら、あたしはたいして聞きもせずにバスに揺られました。ネットでいろいろ調べて行ったしねえ。ちなみにウルルもカタジュダもアナングの昔からの聖地になってて、写真撮れる角度とかが決まっているらしい。祭典をする場所では写真撮っちゃだめなんだってさ。撮ったのがバレると何十万だか請求が来るとか何とか。でも、何でそんなに嫌なんかわからん。
この公園の土地自体も全部、アナングたちの所有となっていて、昔国との裁判があったという話はガイドに聞くまでもなく知っている。必死で勝ち取って、今は国にこの公園を貸しているんだということも。ちなみに、この公園に入るには入場料が25ドルもかかって、そのうち何分の一かはアナングに賃貸料として入るのだとか。残りは公園の維持費に使われるとか。でもあたし、その土地が誰のものかというのはむなしいことなんだと思う。昔ながらの土地はたとえて言うならば「地球のもの」でしょって感じ。アナングが滅びても、人間という種が滅びても、何万年も前からそこにあって、滅びた後もきっとそこにある。それでいいんじゃないかと思うんだけど。
と、まあ、そんなことはいいとして。しばらく走って、カタジュダが見渡せる展望台に到着。天気、悪し(涙)。カタジュダってのはこんなとこ。ゴロゴロ岩があるところ。なーんもない大地に、右を向けばウルル、左を向けばカタジュダだけがそびえています。
展望台を降りたら、次はカタジュダ散策。風の谷と呼ばれるところ周辺を歩く。しかし、この日は天気が悪すぎて寒いって。ハエも一匹も見当たらない(笑)。結構な悪路で歩くのしんどかったから、天気がよくて40度とかにならなくてよかったかもしんない(笑)。
散策が終わって、その後はウルル周辺の散策。蛇の「クニヤ」の伝説とかガイドさんが教えてくれる。クニヤてでも、何か笑える。日本語みたい。
んで、散策終わったら夕暮れ近く。サンセットツアーって感じで、夕日の当たるウルルを見に行きました。それまでずっと、天気悪かったのに、夕暮れになってやっと日が差し始める。そしたらウルルは、オレンジ色に染まりました。
ここでは、ツアーの終わりってことでシャンパンが振舞われました。めっちゃうまくておかわりしてみたり(笑)。カナッペとかも準備されていてパクパク。あ、あたしでも、乾杯のときはすでに写真撮ってたりしました。団体行動、苦手ですから(笑)。ひとしきり写真撮った後にパクパク食いました。なんせ昼はカップヌードルで腹減ってたもので。
夢中でパクパク食っていたら、日もまた傾き、ウルルの色が変わってる!!こりゃいかん、と、またあわてて写真を撮る羽目に。とにかく忙しい旅です。写真を撮らないといけないのに、ほかにもしないといけないことがあるなんて。もっとこの夕暮れ、ゆっくりしたかったなあ。もっと早くこの夕暮れポイントに着けばよかったのに。
日が沈んでいくときに見たウルルは、感動的でした。「別に単なる岩じゃん」とか思っていたのですが、雄大過ぎて劇的過ぎて。あー、これを見るために、いろんな国のいろんな人がここを訪れるんだなとわかる気がしました。
ウルルがチョコレート色に染まるころ、バスに乗り込み、帰路につきました。あたしとアホは途中でおろしてもらい、バーベキューの晩飯。これまた高いんだってばー。二人で45ドルくらい。まあ安いほうか。パンやらサラダやらは食べ放題で、肉と飲み物だけは別料金って感じ。自分で焼いて食います。でもへたくそ(笑)。あ、ここでカンガルー肉を食いました。串にささっている方がカンガルー、普通の塊がオージービーフ。どっちもおいしかったです。
ひとしきり飯をたいらげた後は、エアーズロックリゾートをめぐっている無料シャトルバスにてホテルまで。このとき時間は20時半ぐらい。そんな時間に帰ってきて、風呂に入って寝ただけなのに、翌朝、とんでもないことになってしまいました。
結構かわいい部屋でした。つーか、かわいいのがウケるわなあって思うのが、オーストラリアって、新婚旅行者多すぎ!!何で新婚旅行でオーストラリアかねえ。まあ、別にいいんだけどさ。そこらじゅう日本人のイチャイチャカップルがいて笑えた。何かねえ、新婚の子たちって、目がエロい(笑)。見つめあったりしちゃって「いかにも新婚旅行」ってのがバレバレ。結婚して3年もたちゃ、あたしみたくアホをぞんざいに扱うようになるんだろうなあ~とか思いつつ(笑)。
ちなみにこれがホテルの土産屋さん。何だか高そうなもんがいっぱいおいてあったわ。しかも、ものすごく重そうなアボリジニアートの施されたこっちでいう花瓶みたいな鉢があって、「こんなん買っても持って帰れんよなー。荷物20キロまでだしー」とか思ってみたり。
この日は天気悪かったんで、翌日撮った外観がこれ。名前を「セイルズ・イン・ザ・デザート」(砂漠の航海)と言って、船っぽくなっていました。
ツアーまで、しばらく時間があったのであたしはホテルの周辺にいっぱいいた鳥を撮影。鳥写真はまとめて次回に更新します。アホは部屋でごろごろ。そのうち腹ごしらえしようってことになって、エアーズロックリゾートという観光客向けの小さな町をフラフラ。展望台に行ったり、スーパーに行ったり。し、しかしここで問題が…。オーストラリアの物価、高っ!!もう、めちゃめちゃ高い。死ぬほど高い。たとえて言うなら600ミリのペットボトルが400円、歯磨き粉が1000円する!!どーいうことよ!て感じ。それもそのはず、オーストラリアドルは、今ものすごく高くなってて、昔は1ドル55円だった時代もあるのに、今は110円くらい。もう何も食えない、何も買えない…ってことで昼飯はカップヌードル(笑)。
これもねえ、まっずいの!(笑) そりゃ日本のカップヌードルが一番うまいよ絶対。なのに300円とかしてまいりました。
エアーズロックはハエがものすごく多いって言っていたから、ハエ取り網なども買ってみたり(二つで1000円)、のどが渇くかもしれないってことで水も買ってみたり(1本300円)。とにかく高かった。ケアンズに行けば観光地プライスじゃないのかなーとか少し期待していたけれど、この物価はそんなに観光地プライスでもなかったことが判明。
まあそんなこんなで、いろいろと町中を見てまわり、ツアーの時間が来たので出発。まずは「ウルル・カタジュダ国立公園」へ。ちなみにこのへんにいるアボリジニは「アナング」と呼ばれていて、エアーズロックはアナングたちは「ウルル」と呼ぶらしい。なので、最近は「エアーズロック」と呼ばずに「ウルル」と呼ぶのが普通だとか。ちなみにエアーズロックってーのは、世界最大級の一枚岩。最大、ではないらしい。「世界の中心で愛を叫ぶ」という小説とか映画とかのメーン舞台になったところ。でもあたし、この小説ちっとも面白くなかったんだよねえ(笑)。
カタジュダは、何十個ものこれまた岩でできた山みたいなところ。何かの頭て意味だったような気がするんだけど忘れた(笑)。そんな由来などもツアーの人が教えてくれながら、あたしはたいして聞きもせずにバスに揺られました。ネットでいろいろ調べて行ったしねえ。ちなみにウルルもカタジュダもアナングの昔からの聖地になってて、写真撮れる角度とかが決まっているらしい。祭典をする場所では写真撮っちゃだめなんだってさ。撮ったのがバレると何十万だか請求が来るとか何とか。でも、何でそんなに嫌なんかわからん。
この公園の土地自体も全部、アナングたちの所有となっていて、昔国との裁判があったという話はガイドに聞くまでもなく知っている。必死で勝ち取って、今は国にこの公園を貸しているんだということも。ちなみに、この公園に入るには入場料が25ドルもかかって、そのうち何分の一かはアナングに賃貸料として入るのだとか。残りは公園の維持費に使われるとか。でもあたし、その土地が誰のものかというのはむなしいことなんだと思う。昔ながらの土地はたとえて言うならば「地球のもの」でしょって感じ。アナングが滅びても、人間という種が滅びても、何万年も前からそこにあって、滅びた後もきっとそこにある。それでいいんじゃないかと思うんだけど。
と、まあ、そんなことはいいとして。しばらく走って、カタジュダが見渡せる展望台に到着。天気、悪し(涙)。カタジュダってのはこんなとこ。ゴロゴロ岩があるところ。なーんもない大地に、右を向けばウルル、左を向けばカタジュダだけがそびえています。
展望台を降りたら、次はカタジュダ散策。風の谷と呼ばれるところ周辺を歩く。しかし、この日は天気が悪すぎて寒いって。ハエも一匹も見当たらない(笑)。結構な悪路で歩くのしんどかったから、天気がよくて40度とかにならなくてよかったかもしんない(笑)。
散策が終わって、その後はウルル周辺の散策。蛇の「クニヤ」の伝説とかガイドさんが教えてくれる。クニヤてでも、何か笑える。日本語みたい。
んで、散策終わったら夕暮れ近く。サンセットツアーって感じで、夕日の当たるウルルを見に行きました。それまでずっと、天気悪かったのに、夕暮れになってやっと日が差し始める。そしたらウルルは、オレンジ色に染まりました。
ここでは、ツアーの終わりってことでシャンパンが振舞われました。めっちゃうまくておかわりしてみたり(笑)。カナッペとかも準備されていてパクパク。あ、あたしでも、乾杯のときはすでに写真撮ってたりしました。団体行動、苦手ですから(笑)。ひとしきり写真撮った後にパクパク食いました。なんせ昼はカップヌードルで腹減ってたもので。
夢中でパクパク食っていたら、日もまた傾き、ウルルの色が変わってる!!こりゃいかん、と、またあわてて写真を撮る羽目に。とにかく忙しい旅です。写真を撮らないといけないのに、ほかにもしないといけないことがあるなんて。もっとこの夕暮れ、ゆっくりしたかったなあ。もっと早くこの夕暮れポイントに着けばよかったのに。
日が沈んでいくときに見たウルルは、感動的でした。「別に単なる岩じゃん」とか思っていたのですが、雄大過ぎて劇的過ぎて。あー、これを見るために、いろんな国のいろんな人がここを訪れるんだなとわかる気がしました。
ウルルがチョコレート色に染まるころ、バスに乗り込み、帰路につきました。あたしとアホは途中でおろしてもらい、バーベキューの晩飯。これまた高いんだってばー。二人で45ドルくらい。まあ安いほうか。パンやらサラダやらは食べ放題で、肉と飲み物だけは別料金って感じ。自分で焼いて食います。でもへたくそ(笑)。あ、ここでカンガルー肉を食いました。串にささっている方がカンガルー、普通の塊がオージービーフ。どっちもおいしかったです。
ひとしきり飯をたいらげた後は、エアーズロックリゾートをめぐっている無料シャトルバスにてホテルまで。このとき時間は20時半ぐらい。そんな時間に帰ってきて、風呂に入って寝ただけなのに、翌朝、とんでもないことになってしまいました。
by timetoki
| 2007-11-14 22:00
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